ロンシャンに会いにいく(3) - Ryuji Matsuda Weblog

Home > ロンシャンに会いにいく(3)

ロンシャンに会いにいく(3)

  • Posted by: 松田
  • 2008年5月18日 11:26

Rimg2706_r

そして、またまた内部に戻って・・・・。

何度も内部と外部を往復して、近寄って触ったり、遠くから眺めてみたりしてその空間をじっくりと味わいます。
きっと一人で行ってたら、日が暮れるまでそうしていたと思います。こうやって思い出してるとまた行きたい。

その日、内部は明るくて暗い印象はありません。曇りや雨の時など暗い印象になって、いろいろな表情を体験することができるでしょう。

影の中では、光という物が、貴重なものに感じます。光があることは素敵なことで、暗がりで感じる日差しの神々しさは心を穏やかにします。
影があってこそ、この光を感じることができるのです。
僕のデザインも、この光を追求していきたいと思います。

Rimg2787_r

Rimg2819_r_2

Rimg2815_r

Rimg2822_r

03_r

01_r

Rimg2827_r

Rimg2796_r

Rimg2707_r

Rimg2801_r_2 

もうお昼も過ぎてたので、昼食を取ることにしました。
昨日から用意してたバゲット、チーズ、コーヒー、リンゴを、あの遺跡のような高台で二人で食べました。
ロンシャン礼拝堂を見ながらピクニック気分で食べて、幸せな時間でした。

食べ終わってまた、うろうろとしていると、鐘が鳴り始めました。
僕はすぐに外に出て鐘の下に。
頭の中まで響いてくる音が、山の一帯に広がります。
鳴り終わった後「ビィーン」と鐘が響いて静けさを、より一層際だたせます。
とても印象に残っています。

僕が静かに鐘の音を聞きながら立っていると、僕の奥さんは不思議そうな顔でこっち見ています。
そろそろ帰らないといけないようです。笑
名残惜しく、ロンシャン礼拝堂を後にしました。

Rimg2776_r

Rimg2770_r_2 

Rimg2781_r

Rimg2783_r

往路はベルフォール駅からタクシーで30分だったので、帰りは最寄り駅のロンシャン駅からベルフォール駅まで行ってから、帰ろうということになり、歩いて下山。
(ロンシャン駅はベルフォール駅の手前(パリ東駅側)にあります)
とても良い天気で気持ちよかった。
歩いて何分ぐらいだったかな。わいわい礼拝堂の感想を語りながら下り坂20分ぐらいだったと思います。

山道がなくなって少し建物が増えていました、きっとこのあたりにロンシャン駅があるのだと、ほぼ感覚で探します。
だーれもいません。車も人も。店も閉まってました。
やっとロンシャン駅を見付けたのですが、当然無人駅。
時刻表もわかりません。「電車来た!」と思っても通過。
明るかったから良かったけど、さすがにこのまま待っててもダメだということで、タクシーに乗ろうとするものの、車が通ってないんだからタクシーなんか通らない。笑
車が通る大通り(大きくないけど幹線道路)をベルフォール方向に歩き始めました。

Rimg2839_r

Rimg2851_r

Rimg2845_r

Rimg2859_r

Rimg2861_r

Rimg2867_r

Rimg2866_r
↑ ロンシャン駅

Rimg2863_r

Rimg2862_r

焦る奥さんを尻目に写真撮ったりしてました。
迷ってなにやら楽しいと思う僕はダメですか。

で、それでもタクシーが通らないので、誰かに呼んでもらうことにしました。
店に入って、呼んでもらおう。
はじめ、写真屋さん?に入って、話せないフランス語でお願いしてみました。店の人がタクシー会社に電話してくれましたが、断られたみたいで撃沈。
次は、街の電気屋さんに入ってお願いしたら成功!電気屋さんのお母さんありがとう。
少しお話しして、お礼を言って外で15分ぐらい待っているとミニバンのタクシーが到着。無事ベルフォール駅まで送ってもらいました。運転手は、はじめから最後まで友達と電話してました。長電話が好きな女運転手でした。笑

Rimg2869_r

Rimg2870_r
↑ タクシーを呼んでもらった電気屋さん

Rimg2872_r

Rimg2874_r

Rimg2880_r 

Rimg2882_r 

ベルフォール駅前のカフェで休憩。

パリ東駅に到着したのは、夜の9時頃になりました。
カデ駅の近くの遅くまで開いてる観光客相手の店で、食事をしてホテルに帰りました。

Rimg2890_r

Rimg2887_r

Rimg2892_r

スイスの近くまで行くので日帰りで行くにはもったいない移動距離かもしれません。
もし日程が許すのであれば、パリから南に向かって、フェルミニのサンピエール教会を見てから、マルセイユのユニテダビタシオンで宿泊、地中海料理を堪能して、翌日北へ向かいリオンの町並み、ラトゥーレット修道院(ここに宿泊することも可)を体験して、それからロンシャンの礼拝堂というスケジュールなどは、いかがですか。コルビジェ建築と同時にフランスを堪能できるのではないでしょうか。
僕の場合、資料を持って行って、旅先で予定を組みます。どうせ時間がずれ込んだりするから。
次はあっちに行こう、明日は向こうを見に行こう。

翌日は奥さんがパリのブランドストリートで買い物したいということで、予定を組み直して、日帰りでロンシャンに会いに行きました。
とても楽しい旅になりました。

ロンシャンに会ったことは、設計を仕事にしている僕にとって、一生忘れることのない出来事になり、そしてきっと、僕のこれからに影響を与えることになることになるでしょう。

もう一度会いにいきます。

そして、明日は向こうを見に行こう。

Rimg2741_r

Comments:4

いつもこころにヨーロッパ 2008年6月 2日 22:47

こんばんは!
少しずつロンシャン礼拝堂の記憶が薄れゆく今日。
松田さんの記事を読むことで、感動が再びよみがえりました。

私もいつか、フィルミニやラトゥーレット、
あと、レマン湖のほとり--ヴヴェイ--の小さな家
…などを訪れてみたいです。

松田 2008年6月 3日 11:41

こんにちは!
僕もいつかフェルミニ見に行きたいです。(最近竣工したので、関連の記事が少ない気がします)
小さな家!カップマルタンの小屋なんかも訪れたいです。
 
そう思うだけで、わくわくしませんか。笑

いつもこころにヨーロッパ 2008年6月 3日 22:16

カップ・マルタンの休暇小屋。
広角のGX100が威力を発揮しそうですね[E:catface]

松田さんの印象に強く残った、ロンシャン礼拝堂の西側にある3つの鐘。
ご存知かもしれませんが、あの鐘は、
昔この場所に建っていて、そして大戦で破壊されたゴシック様式の聖堂で
使われていた鐘を 再利用したものだそうです。

松田 2008年6月 3日 23:32

狭い小屋を測量してみたいです。
GX100もその頃までに使いこなせるようにしないと。笑

あの鐘はそうだったんですか。
そういう過去も静かに引き継いでいるのですね。
知らなかったです。
ありがとうございます!
ムービーで撮った映像にも鐘の音が入っていたので、より印象に残っています。

Comment Form

Trackbacks:0

TrackBack URL for this entry
http://www.ryujimatsuda.com/mt/mt-tb.cgi/149
Listed below are links to weblogs that reference
ロンシャンに会いにいく(3) from Ryuji Matsuda Weblog

Home > ロンシャンに会いにいく(3)

Search
Feeds
Tag Cloud

Return to page top